2020/12/16埼玉政経セミナー運営委員会

埼玉政経セミナー運営委員会(議事録)
R2.12.16
白川事務所+Zoomによるオンラインミーティング
報告 
 全体報告(白川代表)  
12月越谷市議会で市長提出議案の越谷市職員83人増員条例は自民、公明、維新等の反対で否決された。理由は年間約7億円の出費増で財政の硬直化等。しかし新卒採用はどうなるのか?また令和3年4月1日開所予定の大相模保育所の開設が困難な事態に。
全会一致で議決された第5次総合振興計画にはコロナ禍の根本的な問題には触れていない。10年間の長期財政見通しは、通常の2割減として提案されている。
来年度予算は2割減で想定され、国からの交付金頼みで自主財源確保の構造転換の意識は見られない
来年10月は越谷市長選挙だがこのままでよいのか、市長が誰になるかは重要だが、それを選ぶ市民の基盤づくりがより重要となっている。
議会の一般質問の時間がこれまでの2時間から1時間に減らされる事になった。これは全会一致の運営原則から、大きく外れ議会運営委員会としては2例目の多数決の採決となった。自民党、公明党、維新等の議員による事実上の強行採決となった。
協議

1 12月3日シンポジウムについて(総括)

・参加人数(会場・オンライン)
 会場47名、オンライン24名 参加者多数の講座だった(懇親会11名)
・カンパ及び機関紙の配布枚数
カンパ7000円、機関紙9部配布
・皆さんの感想
 小川さんがMMTや減税路線から政治上離れられない事に全く持って納得できない。本当に市民と向き合うなら税金の入りと出をしっかり示すべき。
 これからの税負担の在り方として、払える余裕のある人が払えばよい(多い人や大企業)という観点ではなく、皆で負担し合うという意識と、それに伴うみんなが享受できるサービスに対して、動員した参加者から納得してもらえたことが大変良かった。

 税負担の在り方について低所得者はまだしも高所得者の意識が変わるのか全員で払う事に納得するのか懸念がある。健康保険の負担も実際は5割が借金だといわれるがもっとクリアにすべきだし、財源を濁さずに覚悟を持ってほしい。世代間対立にならないように若者の為という観点ではだめだと思う。
 
 大盛況だった。オンラインの動員に可能性を感じる。若者が多かったことに驚いた
 消費税増税を受け入れられるかどうかは自分たち(国民一人一人)の問題だ
主権者教育の必要性について会場から多数の意見があったが、なぜ若者はそう考えるのかもっとよく知りたい
 
 コロナを通じて税負担も含めて考え方が変わっていくように思う。
 ベーシックインカムよりベーシックサービスだと実感した。受動的に受けるより能動的に動けるやり方を模索したい

 講師の話はとても分かりやすかった。計画だけでなく検証できるPDCAサイクルを普通の人ができるようにしてほしい。その中で仲間を作っていくことが大事。

 今のままではだめなことは一目瞭然だ。地方議員にも財政(歳入歳出)と向き合う姿勢が必要
 今講座で初めて国会議員が税と向き会おうと国民に呼びかけたことは大きい

 面白かった自分で主催や開催は出来ないがこのような講座をもっとやってほしい
 中身がダイジェストすぎてわかりにくい
 タイトルと内容が乖離していると感じる
 政治家としての戦略や誠意は感じたし正直だった

 ・当日の運営について反省点(次回に向けて)
シンポジウムが始まったら(役割を終えたら)運営委員も主催者ではなく参加者になってしまっていた。主体的意識を出せいるように運営を工夫したい

2 3月14日研究発表について
 
 ・場所・開催方法等
 次の講座もコロナの事もあり会場とWEBの両方で開催
 WEBはユーチューブとZOOMどちらがいいのか迷うが、参加者が自由に発言できるユーチューブの方が不規則発言はあれ良いと思う

 ・発表内容の確認
 1月末までには、データと発表内容を個別にまとめて運営委員内で協議する

3 その他

・事務連絡
 次回日程 1/19(火) 19時~
 場所 白川事務所とZOOM

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